ケプラーの宇宙模型は、ケプラーが1596年に出版した「宇宙の神秘」で紹介された模型である。当時知られていた6つの惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星)の惑星軌道の半径の比が数学的な規則と関係があると考えた結果、5つの正多面体の外接球と内接球の半径の比と関係しているという結論に至った。
しかし、ケプラーの死後に天王星と海王星という新しい惑星が発見され、この考えは間違っていたことが明らかになった。
結果的にはこの考えは間違っていたのであるが、この研究の後にケプラーは天文学においてケプラーの三大法則と呼ばれる有名な法則を発見し、数学においては多面体の諸性質を発見した。
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