Bを任意の曲線をとし,Oを定点,aを一定の長さとする.Oを通る直線をsとし,sとBとの交点をMとし,この直線s上にPおよびQをとり
PM=QM=a
を満たせば,PおよびQの軌跡は,曲線BのOに関するコンコイドと呼ばれる.
この機構では、次のように構成されている。ロッドsが定点Oを中心に回ることで、ロッドs上にある点Mは円Bを描く。この際、点Oと点Mの間のロッドsは延び縮みし、点Sと点M間の長さは一定である。すると、点Sはリマソンを描く。点Sと点M間の長さを変えることで、先に述べた三種類のリマソンが得られる。
図1 図2
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