『モデルで見るDandelinの定理』
<Dandelinの定理>
t:直円錐の角(つまり円錐をなす直角三角形の回転軸に接する角)
f:平面Pと直円錐の回転軸とのなす角
とするとき,
もしt≠fならば,2つの球面が直円錐に内接し,平面Pに接する.
もしt=fならば,ただ1つの球面が直円錐に内接し,平面Pに接する.
・平面Pと球面との接点を,円錐曲線の焦点(foci)と呼ぶ.
・円錐と球面の接点によって作られる円が含まれる平面と平面Pとの共通部分となる直線を,
焦点に対応する準線(directrix)と呼ぶ.
このモデルでは,ピンと張った糸で円錐曲面の母線が作られており,
円錐曲面と球面との接点の作りだす円は,接線の包絡線として実感される.
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